ゆめちゃんとコイさんとひでぼう氏との四人で遊ぶ予定が、ゆめちゃんが都合で参加出来ず延期になった。
なので家でのんびりとしていようかと思ったが、コイさんから「向ヶ丘遊園の日本民家園に行かないか」というお誘いがあり、「祝日だけどスットコ亭主は出勤だし、いいか」と出かけることにした。
ねこママは京浜急行以外の電車で多摩川を越えるのは初めてである。
乗り間違えやしないかと思っていたが、乗る電車がよくわからず近くの男性に教えられた通りに乗ったら案の定、逆方向に行くやつだった。なので、かなり頭に来てしまった。
「案の定」というのは心に一抹の不安、信用の出来なさがあったからなのだけど、そういう原始的なカンのようなものはねじ伏せたらいかんよなあ、とつくづく思った次第。
いや、その男性もよくわからぬままに「たぶんこれだろう」と教えてくれたのだろうが、どえれ~迷惑。
「変だと思ったら乗らない」
今年はこれを座右の銘にするつもり。
ところでここは日本各地の古民家を移築した野外博物館だというが、これがなかなかよかったので、今度はゆめちゃん達も誘ってまた行きたい。特に花の時期や紅葉の時期は良さそうだ。
正門を入ったらこんな坂。息子が卒業した多摩美の八王子キャンパスみたい。
武士になったような気分。尾張250石取りの佐地家の武家屋敷。「供待」といって、主人のお供がその帰りを待つ控え場所かつ門番小屋。
前方で写真を撮っているのはコイさん。あちらデジカメ、こちら携帯。負けますわ。 
どっかのおとっつあんが入り込んでしまった。うぬ、と言いたいが、白髪の具合がスットコじいちゃんのようなので我慢。人差し指で隠して写真をながめていただきたい。
なかなか風情のある家。木の曲がりっぷりがよろしい。 
唯一の飲食店。飛騨白川郷の合掌つくりだが、もちろんそこから移築したものではない。もともと川崎市の小川町で観光旅料亭として使用していたものを再移築したもの。
ねこママはここでなめこそばを食べ、コイさんは山菜そば。つゆがいかにも関東風で塩辛いが、ダシもよくきいていて美味しかった。しかし、関西からの客人にはこの真っ黒なつゆやしょっぱさがコタエるだろうなあ。
寺山修二の歌にある「ふるさとの道 駆けて帰らむ」という下の句を思い出した。
紅葉の季節になったらまた来てみたい!と思った家。
上と同じ家。庭も広く、陽のよく当たる縁側もある。ここに座布団を敷いて、猫を抱っこしてのんびりと日向ぼっこをしてみたい、と思わせる家。ここが一番気に入った。

ちなみにこういった古い民家は全部で23軒ほど。
全部を回ってつくづくと思ったのだが、段差が多過ぎて年寄りには非常に住みづらい。
昔は寿命が短かったので足腰が衰えるほど長生きはしなかっただろうとは思うが、それでもこういう家に住まわせるのは酷だという気がした。
それと、暗い、寒い、プライバシーがない等々あり、外から眺めている分にはいいが、住むのは一日がせいぜい。
S加からは遠かったが、天気もよく割と暖かい陽だったので、重い腰を上げて出かけてきた甲斐はあった。と思う(^^)