2009年 09月 09日
すね毛が大事
1人はAくん。
小学校時代からの幼なじみで、現在は同じ予備校の御茶ノ水校に通っている。(別校舎だけどね)
A君の浪人が決定して予備校探しが始まった時に、ねこママがAくん母にお喋りがてら「うちの娘がA君のこと結構好きだと言ってるから御茶ノ水においでー」と言って、結局来ることになった。
もっとも、娘やAくんと同じ幼馴染のYくんやDくんも御茶ノ水なので、ねこママの一言が特別に効いたわけでもないのは勿論である。
もう1人はOくん。
こちらはO宮市にある別の予備校に通っているが、これも幼なじみ。
「この二人のどっちでもいいんだけど、Oは背も低いしずんぐりむっくりだからOの遺伝子は欲しくない。遺伝子でいうならYのほうがかっこいいからこっちがいい。でも、性格とか一番まともなのはAだから、Aと結婚するよ」
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おい。
肝心のAくんの気持ちはどうなっとる。
遺伝子ウンヌンを言うんなら、京都大学に行ったFくんと結婚しろ。八ツ橋持ってきてくれただろ。KO大学に入ったKくんだっているぞ。こないだ彼らと居酒屋行ったんだよね?脈はあるぞ。
と言うと、「そっか!じゃあ、来年はR命館大学も受けるよ。でも、やっぱり一番まともなのはAだから、Aと結婚するけどね」
とまあ、冗談半分にしろ、娘の頭の中は「Aくんと結婚」モードに入っていたある日、帰宅するなり「Aと結婚するのやめたー!」と言う。
「Aの足、すね毛が ないの!」
はい???
すね毛ぇ?
なんのことでっか?
「今日、Aと帰ってきたの。なにげにAのズボンまくったら、すね毛がないの!ないっていうか、薄い!!すね毛の薄い男、イヤだ!!」
オマエはアホか!
「すね毛の多寡で結婚するのしないのと、何言うとんじゃ!」「だって、すね毛がないってイヤじゃない?K野は『いいすね毛』の男と結婚したいの!」「鼻毛もさもさ生やしてる男よりゃマシでしょうが!」「それはそうだけど、今はすね毛の話をしてるの!」
で、そこから延々と「いいすね毛とはどういうものか」という話を聞かされましてな、ねこママついに 「助けてくれえぇぇぇ!!」と叫ぶハメに(^^;
ちなみに今は「やっぱりAとは結婚するけど、すね毛が・・・・」と歯切れの悪いことを申しております。
もう、勝手にシロってんです。
で、話は最初に戻るが、肝心のAくんの気持ちは結局どうなっとるんじゃ。笑
by nekotamamako323
| 2009-09-09 09:26
| ふんとにもぉッ