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続き・・・かな?

ねこママは血圧が高めなので、ここ1年ばかり薬を飲んでいる。
が、最近は飲み忘れが多く、一ヶ月しかもたない薬が何ヶ月ももっていたりして、ヒドイ状態。しかも薬がとっくになくなってしまったが、あまりにも飲むのをサボッているので行きつけのH医院には行きにくい。よくあることでしょ?笑

で、先週の健康診断で、血圧が(少しして再度計り直したら20も下がっていたとはいえ)ガビ~ン!な数値だったので、それを気にしている。しかし、H医院では薬を出すだけでは解放してくれず、上半身まっぱにして診察しやがるので行くのがとてつもなくイヤ。

スットコ娘も中学生の時に一度診察を受けたら、うら若き乙女というか少女なのに、まっぱにさせられて激怒していたのをねこママは「命永らえば恥も多いのだよ」と相手にしなかったのを思い出したが、娘はどうでもいいけど(なぬ?)自分がまっぱになるのはとぉってもイヤざます。

なので、まっぱにしない(と思われる)内科を求めて、今日は違う医院に行ってきた。したら、問診票を提出して血圧を計ったところ、正常の数値であったので薬を出してもらえなかった。
かわりにおなじみの「血圧手帳」を出してくれて、またこれを1日に2回つけるのである。やれやれ。
で、「古い話ですけれども」の続きだが、時間を空けたせいで書く気にならなくなってしまった。

かいつまんで言えば、アイドル並みの美少女のNちゃんは、高い集中力を維持してひたすら働いてミスもせず、かつ仕事も速く、生産ラインにおいては非常に有能な子だった。有能だったが、容姿に似合わぬ汚い字を書く。
あの可憐な容姿のどこからこんな汚い字が???と意外に思ったが、ほどなくして、2桁の足し算にもてこずる子であるのが判明した。
つまり、NちゃんはCちゃんと同じ中学の出身ではあったが、特別学級(今なら特別支援学級)に在籍していたのである。誰からだったか忘れたがそう聞かされて、ねこママはそこで初めてCちゃんの複雑な笑みの意味に思い当たったのだった。

しかし、Nちゃんは何につけても真面目で目いっぱい働き、知的障害があるとはいっても全くそれを感じさせない仕事ぶりだったので、そういう子だということがわかっても周囲の目は変わらず可愛がられていた。。
そうして21才で8才年上の男性と結婚して、退社していった。
ねこママは結婚式に招待されて行ってきたが、その当時としては珍しい、淡いピンクのウェディングドレスを着たNちゃんは人形のように可愛かった。

その後、ねこママも結婚して、アパートに住んだり家を新築してそっちに移ったり、Nちゃんも東京に住んでいたと思ったら埼玉のどこだかに家を買って移り住んだりで行方がよくわからなくなってしまった。
いつだったか、たまたま非常に久しぶりに共通の友達であったYちゃんと顔を合わせたのでNちゃんのことを聞くと、「たま~に会うけど、普通におばさんになっちゃってるよ」と笑って言っていた。
子供も3人生まれているというので、「あの純情で可愛かったNちゃんがねえ・・・」と当時を懐かしく思い出した。
ま、知的障害があっても、こんなに一生懸命に働いて有能の評価を受けて会社を去っていった子もいましたよ~!ってことです。

その後、ほどなくして映画館に前売り券を買いに行ったら、同じように、子供のためにやはり前売り券を買いに来ていたNちゃんとばったり遭遇した。
のはいいが・・・・あの当時の輝きがすべて消え去って、ただ、ぼんやりとしたまなざしの、何かが遅れていることを感じさせる中年のおばさんにしかすぎなくなっていた。・・・ひどいオチ。苦笑

が、世の中はそんなものです。
きれいごとで話が終わったら、ただの三文小説だよ。

by nekotamamako323 | 2009-10-21 16:30 | なし