2016年 01月 26日
形見分け その2
どうしてこうどいつもこいつも年寄りなんだか。おっと、これじゃあ口の悪い大宮の従弟と同じ穴のムジナか。
それに、実家の叔父夫婦が自分たちがもらう物を選り分けたとしても、残った遺品は別の叔母夫婦宅にどうやって持って行く。
叔父は車の免許を返上したし、足腰が悪くて駅まで行くのも大変みたいだし、叔母夫婦に郵送しようにも、郵便局まで行くだけの脚力がなくなってきているらしい。
脳梗塞の跡があるとかでボケも入っているという話だし、なんかもう、いろいろとしょうがねぇの。
それで千葉の従妹に相談して、従妹から「形見をどうするか」と電話で聞いてもらうことにした。「とりあえず全部送ってみてくれ」とか言ってきたら、そうするつもりではある。「いらない」と言われたら、今度は新潟にいた頃、親しくしていた隣家の奥さんに送るかしようと思う。この方はねこママより10歳年上で、そう簡単にみまかるお年でもない。
それとは別に、ばあちゃんが何年もかかってローンを払ってきたパールのネックレスが見当たらん。
四十九日の法要の前にじいちゃんが遺品を整理していたときには確かにあったのだが、法要が終わってしばらくして、「そろそろ形見分けを考えないと・・・」と考えて再度確認したら、それがなくなっているんですね。
パールのネックレスは二つあり、ひとつはねこママが改まった場所に出たときの為に買っておいたものである。これは高くはない。普通の値段。これはちゃんとある。もうひとつはばあちゃんが昔、伊勢志摩へ行ったときにローンで購入したやつ。これはお高い。それを確かに箱に戻し、じいさんの書斎に置いておいた筈なのに、見当たらんのだす。
家中引っ掻き回せば見つかるだろうとは思うが、ねこママは確かに、他のアクセサリーや指輪などを入れた箱に戻し、じいさんの書斎に戻しておいたのである。それがどうしてこういうふうに急に紛失みたいなことになるんだかわからない。
困惑している。
by nekotamamako323
| 2016-01-26 11:08