2016年 03月 21日
困った!
「何も送ってないけど?何か言ってた?」
「『もうしゃけねっけの〜(申し訳ありませんでした)』と、それしか言わなかったが」
「何も送ってないけどなあ???香典返しなら送ったけど、去年のことだよ?」
「???」
と、そんな会話があり、おととしばあちゃんが入院したときにじいちゃんが叔母夫婦に知らせた際、どういうものか叔母はこの「もうしゃけねっけの〜」を繰り返すばかりで、まるで話が通じなかったということを思い出した。
すぐに千葉のイトコに
「新潟の叔母さんがなんか変なんだけど、そっちは何か聞いてない?」とメールしたら、「叔母さん夫婦は高齢で弱ってると実家から聞いてるけど…困ったね!」と返事が来た。イトコの実家も叔母の家から遠く、両親も高齢でなかなか動けないので、叔母夫婦の近況は叔母の近所に住むAさんという人が実家に電話で知らせているそうだ。
ねこママと、このイトコとその兄であるさいたま市在住のイトコは高校時代、冬になるとこの叔母夫婦の家に下宿していた。なので、子供がないまま年をとっていく二人のことが気がかりで、でも三人とも遠く離れた地で家庭を持っているのでのでどうしようもないのである。しかもねこママ以外の二人は仕事をしている。
この冬、イトコが「春の連休に私たちは新潟へ帰ってくるので、そのときに叔母さんたちのことをなんとかしようと話はしてるんだけど」と言っていたので、「なんとかするというか向こうに帰るたびに顔を出して、お喋りして来た方がいいんじゃないの。それが嬉しかったりするんだから」と言うと、イトコは「そうする」と言っていたのだが・・・。
ねこママはふと、地元にいる友達が保健師の仕事をしているのを思い出した。舅がまだ生きていた頃、彼女は仕事がらみで地域の老人達の家を廻っていた。今は別の町に住み仕事場も異動しているが、彼女の実家は叔母達が住む町にある。
イトコにそれを話し、「友達が地元に行くようなことがあれば叔母さんたちの家に寄ってくれるよう頼んでおくよ。施設のこととかこれからのこととか、相談に乗ってもらうようにしておく」と言うと、「お世話になります。本当にお願いします・・・」と、心配が液晶の画面に滲むような返事になって返ってきた。
子供なんていてもアテに出来る時代ではない、とは常日頃から思っているのだが、甥姪にしか過ぎないねこママたちがこんなに心配することになるとは、まさか高校時代には夢にも思わなかったなあ・・・。
by nekotamamako323
| 2016-03-21 07:22
| あ~あ・・・