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親のいちゃもん

1990年頃から、学校や幼稚園に「いちゃもん」をつける親が増えてきたという。どういうのを「いちゃもん」というのか知らないが、ねこママが実際に「いちゃもん」をつけた場面と相手側の対応を書いてみる。

スットコ息子が幼稚園の頃、運動会終了後にしゃがんで黙々と片付けをしている担任教諭に、同じようにしゃがんだ息子がしきりに話しかけていた。が、ねこママとスットコ亭主が見ている限りでは、教諭は何の反応も返事もせず、黙って片付けをしていた。
しかし、子どもを連れた親が次々と通りがけに帰りの挨拶をすると、教諭はぱっと顔を上げ、にこやかに挨拶をし、子どもにバイバイをする。終わるとまた黙々と片付けて、相変わらず息子の話しかけには反応もしない。
見守っていたスットコ亭主の表情が変わり、ねこママもかなりやばいと感じたので、帰宅してから連絡帳に自分たちが見た一部始終を書き、他の親子への態度と息子への態度と比較して「なぜ息子の話しかけに対しては反応してくれなかったのでしょうか?」と最後に書き加えた。

それを翌々日の登園日に持たせると、午後になって副園長が家までやってきて、「朝の会議で○○先生が元気がなかったので、どうしたのかと聞いて連絡帳を見せてもらいました。本当にごめんなさい」と言う。

「わざわざすみません。でも、見ていて息子が可哀想になったものですから。同じ保育料を払っているのですから、他のお子さんと同じように扱ってもらわないと困るんですけど」とねこママが言うと、副園長は「すみません。○○先生が言うには、とても疲れていた、と言って・・・・」

「ええ、疲れていたんだろうなあというのはよくわかります。うちの息子もお喋りだし、ああいう場面でお喋りされても困りますよね。私たちも配慮がなかったけど、先生ももう少し何とかしようがあったんじゃないでしょうか。『ごめんね、疲れてるからまた今度お話しようね』程度のことでもおっしゃれば、息子も納得してバイバイと言いますよ」
「そうですよね・・・・」
「まさか、息子のことが気に入らないと言うことはないですよね」
「それはありません!」
「そうですか。・・・・もし、そういうことがあったとしても、それはそれで構わないんです。ただ保育料を払っていますから、保育中はそういう態度は見せないでいただきたいです」
「そうですよねえ。わかりました」

というわけでその場は収まり、担任の教諭からもお詫びの文が連絡帳に書き込まれていてそれで集結したのだけど、その話を子どもを別の幼稚園に通わせている友人に話したら、
「よくそれで収めたねえ!うちの幼稚園には同じようなことをされたお母さんが頭に来て仲間を集めて、幼稚園に『あの先生を辞めさせろ!』とねじこんだよ」だと。

そりゃ~、さすがにやり過ぎでしょう、と思っていたら、今じゃこういう親がはびこって、文科省まで出てくる騒ぎになってんのね。・・・・なんと申しましょうかとしか言えない。笑

by nekotamamako323 | 2007-07-09 10:02 | う~~~~む