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明日は県議との意見交換会

発表はもっぱらねこママなので、以下の通りにまとめておいた。時間内に喋りきれるかどうか心配だが、しゃべくり倒すよりしょうがない。(><)


①協会の行事のハイキングなどに派遣を認めて欲しい。(ノートティクで可)

難聴者・中途失聴者協会の会員たちは補聴器を使えばわずかに聞こえる人が多い。そのためどうしても聞こえに頼ってしまい、年配の人が手話をなかなか覚えられない。
ハイキングや茶話会などに出席しても、周囲が手話を使って賑やかに会話をしているのに、手話がわからない人はぽつんとしてる。こんな時にノートティクがあれば、気軽に会話に加わることも出来る。
情報センターから派遣を断られた時に、「会員たちでお互いに協力し合ってやって下さい」と言われたが、これは、ひとつには
「筆談しながら会話をすればいい」
もうひとつは
「軽い難聴者が重い難聴者のために周囲の話を通訳してやればいい」
という意味だと思われる。
筆談については1対1の会話しか出来ず、周囲の難聴者たちが読むのは難しい。それに、同じ人とずっと筆談で会話するよりは、色々な人と会話を楽しみたい。手話がわかる難聴者は1対1の筆談をあまり好まず、みんなと賑やかに会話をしたいという傾向にある。
同じ難聴者が通訳することについては、通訳させられている難聴者は楽しくない。周囲がワイワイ賑やかに話をしているのに、なぜ自分は久しぶりに会った仲間とお喋りも出来ず、この人にくっついて通訳してやらなければならないのか?という不満が出てくる。頼りにされて困る、迷惑、といった感情もわく。
足の悪い人は、もっと足が悪い人に協力してもどうということもないが、軽い難聴者が重い難聴者に協力すると、自分の楽しみを犠牲にすることになる。そうやって、せっかくのハイキング・茶話会なのに、その人にとって「楽しくない一日」が終わってしまうことになる。
そういうことにならないために、協会の名前で派遣を申し込んだ時は、例え遊びの行事であっても、その必要性を認めてきちんと派遣をして欲しい。

②個人派遣は市町村事業だが、地域の趣味の会・地域の勉強会などに派遣を認めて欲しい(ほとんどの市町村は情報センター委託派遣なので、拡大をして欲しい)

現在、派遣が認められているのは学校関係・冠婚葬祭・病院関係など。しかし、人間の日常生活はこういうことばかりではなく、書道教室に通いたかったり絵手紙教室に行きたくなったり、文章講座に興味を惹かれたりとさまざま。 
また、クラス会の通知が来たら迷うことなく「出席」に○をつけたいし、いろいろなことがある。派遣してもらえないためにやりたいことが出来ず、聞こえないことを恨みながら人生を終わりたくない。そうならない為に、派遣の拡大をどうしてもお願いしたい。

③そのための議会の理解と、県の予算確保をお願いしたい。 
 この前、情報センターにハイキングのノートティカーを申し込んだ時も、予算がないこと、派遣出来る要約筆記者の数が限られていることなどを理由に断られた。ハイキングは平日だと伝えてあり、また、要約筆記者が払底する時期でもないのに、そ人数と派遣範囲の制限を言って断ってくるのはおかしい。最初から、聴覚障害者の「楽しみ」のために予算を使いたくないと考えているのではないか。
私達は予算の無駄遣いをしたいわけではなくて、聞き取りに不自由している難聴者だから幅広く要約筆記の派遣をお願いしたいのです。
聴覚に障害を持つ私達が聞こえる人たちと「同じようにして暮らせるように、議会の理解と予算の確保を是非お願い致します。(太青字・・・本日訂正したもの)

by nekotamamako323 | 2007-09-27 17:37 | う~~~~む