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筆談の要求

アメリカのように障害者差別禁止法がある国でも要求を言えない難聴者が多い。世界の難聴者も同じ悩みを持っているはずだ。 
                   「難聴者の生活」 ~1月31日~より


こういうのを読むと、難聴ほど自分の障害に引け目を抱く障害はないなあ、と思ってしまう。いっそ、ろう者なら開き直って自分の要求をガンガン言うはずだ。それまでは中途半端な聞こえだったのが、完全に失聴して、初めて心が落ち着いたという人もいる。

ねこママも、補聴器をつけていないと最初っから「全然聞こえないので書いて下さい!」と要求するが、なまじ補聴器をつけていると、音声が入ってくる分、「全然聞こえないので」とは言いかねる。
それで「耳が悪いので書いて下さい」と言うのだが、つい中途半端に聞き取れたりする分、相手が筆談をさぼって声ですませようとする、ということが出てくるし、こちらも筆談を強く要求することが出来にくい。
だから、相手からきちんと情報を得ようと思ったら、補聴器を外してほぼ完全に聞こえない状態にして出掛けていく方がよいのである。ねこママの場合はね。

by nekotamamako323 | 2008-01-31 12:47 | う~~~~む