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三者面談の情報保障

9月だか10月だかになると、スットコ娘の高校で三者面談がある。娘は受験生なので、話はもっぱら進路のことになる。スットコ息子の時にも3回行った。
なのに、娘の高校では1~2年生のうちは三者面談というものがなく、3年生になってからやっと行われる・・・・みたい。なんでやねん。まあいいが。

ここで息子の時の話をするが、
1年生の時・・・要約筆記をお願いして書いてもらった。
2年生の時・・・面倒臭いので先生に筆談してもらった。が、先生と息子とで会話をすると、書いてくれるのがいないので何を言ってるんだかわからない。
3年生の時・・・先生と息子の会話は最小限にとどまり、もっぱら先生が美大受験の話を沢山筆談してくれた。

さて、この3回のうち、面談の内容がねこママの頭の中にもっとも入っているのはどれでしょう。
答えは3年生の時のだ。
1年生の時のは、筆記者がキチッと書いてくれたにも関わらず、内容が完璧に記憶に残っていない。
当日は面談一番乗りだったことや、教室に着いたらまだ何人かが昼食の最中だったのやら、その中に息子はいなかったが、面談が近づくと、どこかからふらりと現れたことや。そのうち先生が現れて、残っていた数人が教室を出て行ったことやら、細々と覚えているのに、肝心の面談内容が・・・・確かにしっかりと書いてもらい、きちんと読んだにもかかわらず、覚えていないって、何???

これは、3年生の時の面談の内容が主に受験に関することだったからというのもあるが、一番の理由は、筆談してもらいながらの会話だと、話の接ぎ穂、接ぎ穂で沢山の質問や疑問に思うことを矢継ぎ早に放って答えをもらい、それをその場その場で頭の中にたたき込めるからである。

いえ、必ずしも要約筆記じゃ頭に入らないというのではないよ。
が、例えばねこママは過去に何度か手術をしているが、手術前の説明や手術後の説明など、主治医からしっかりと筆談してもらい、その都度その都度で湧いてくる疑問やわからないことを次々と質問して回答をもらいながら話を進めたので、自分の体の状態や今後のことについてはじゅうぶんに理解出来たし納得している。

しかし、これが要約筆記だと、筆記者が一つの話を書き終わっても向こうはそのまま別の話を喋っているわけだから、「質問は?」と聞かれるまでは質問も出来にくい。書いてもらいながら質問の矢を放つ、という動作に向いていないと思うのだ、要約筆記というのは。
最後に「質問は?」と言われても、もはや質問したい対象の話が過ぎ去っていたりするので、タイミングを逃したような思いで、「ありません」などと答えてしまうこともある。

先生と子どもの会話が聞き取れない、という欠点もあるが、ねこママにとっては三者面談は筆談の方がいい。

by nekotamamako323 | 2008-05-20 12:11 | う~~~~む