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受験生の母同士の会話(メール)

ねこママの住むS加市から春日部に引っ越した友人から、Dくん(スットコ息子)は1時限目に授業がある時は何時頃に家を出るのか、また定期代はいくらかなどと問い合わせるメールが来た。
「???」と思いつつ、早い時で朝の7時頃には出ること、交通費は電車とバスを乗り継いで1ヶ月21,000円ぐらいかかることなどを返事した。

「で、なに?Mくんも多摩美希望?」
「法政の多摩校舎。市ヶ谷校舎ならいいけど、行きたい学部が多摩校舎だって・・・。学力的に無理かも知れないけど、受けさせるだけは受けさせるよ」
「学力云々はまだわからんよ。お互い、頑張らせよう。うちは八王子駅からバスなんだけど、そっちもそうなの?」
「隣の西八王子からバスで20分!さらに春日部からだから、Dくんより遠い!明日で部活引退だけど深谷市で県大会。負ける予定」
「負ける予定??」まさか、わざと負けてさっさと県大会から引き上げようってんじゃないだろうね?
「抽選でS岡高校と当たるんだけど、向こうは格上だから確実に負けるのさ!○野ちゃん(スットコ娘)は国立大学受けるんでしょ?まあ、人生は社会に出てからが勝負だからね

キターーーー!!(◎■◎;)

いえ、この友人の長女、YちゃんはU和一女を受けて前期試験も後期試験もあえなく不合格、自宅から1時間半かかる私立のS東高校に通ったんです。現在はG習院大学の2年生だ。
スットコ娘が前期試験で一女に受かった時はこの友人に知らせるかどうか迷い、そのまま放置していたらその日の夕方だかにはもう「○野ちゃん、合格したんだって?おめでとう!」とメールが来た。
「うへっ、早ッ!」と首をすくめたが、Yちゃんの弟のM君が娘と中学で同学年なので、ニュースがさっさと伝わるのはしかたがない。が、ねこママはこの友人の言葉の端々に、一女を落ちた悔しさが今もにじむことがあるのでなんだか複雑な思いをすることがある。

「いや、○野は国立は受けないことにした!私大だよ。多摩美は坂道をゆくんで駅からチャリ通も出来ないんだけど、法政の多摩校舎もそうなの?」
「あの辺は高台が多いから、多摩美並みじゃん?反対したい気分だよ~~。安い学生寮とかないの?」
「多摩美は昔は学生寮あったけど今はない。大学で学生向けの安いアパートとか斡旋してくれる。法政は府中あたりにもあると思うけど」
「美大・音大・国大なら、遠くてもしゃ~ないけどね・・・・」

そうだよ。

どこの大学にもあるような学部なら、出来れば近場の大学ですまして欲しい。
それでも我が子が希望するなら、多少遠くても金銭的にきつくても受けさせるだけは受けさせてやりたい、となってしまうよな。「甘い」んじゃない、「親ごころ」なんです。限りなく優しい親ごころだ。

スットコ娘も徒歩圏にある獨協大学の法学部には目もくれず、遠~~~~いところにある大学を強く希望している。やれやれ・・・・親業もほんまに大変だよ。としか言いようがない。

by nekotamamako323 | 2008-06-14 08:01 | う~~~~む