2009年 05月 24日
訳者によって変わるので
どころか眠いよ
ただひたすら
中原中也の訳によるランボオの詩を借りるなら、
俺の睡魔よアンヌ、アンヌ、驢馬に乗って失せろ!
と歌いたいところです。
ちなみにランボオの詩の翻訳は、フランス語の大家だとか詩人として名を成した人物とかでなく、たとえ稚拙であってもランボオと似たような年代の若者が翻訳したものを読んでみたい、というのがねこママの考え。
もちろん、金子光晴氏の翻訳はものすごくいいですよ。
ランボオの詩を芸術の域にまで高めてしまっているのはこういった大家達の翻訳があってのことなんだが、本当のランボオの詩ってこんなに大人びて老けているんだろうか・・・とねこママは考えることがあるんです。
「酔いどれ船」なんか、もっとこう、少年らしい筆致で翻訳出来ないもんだろうか、と思うんだがねえ。
ひねこびた人生を送って来たとはいえ、ランボオ、この頃はまだ17歳だったんだもんなあ。
by nekotamamako323
| 2009-05-24 17:21
| う~~~~む