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おじいちゃんが亡くなった

ねこママにとって石原裕次郎氏は最初から「ちょっと太ったおじさん」というイメージであり、それと同じように、森繁久弥氏は最初から「おじいちゃん」というイメージしかない。
その森繁氏が「ただいま11人」でおじいちゃんの役を演じていた時の主題化がこれ。
ゆったりとしたアニメーションのスクロールを背景に、♪どこーかーでほほーえーむ人ーもーありゃー、どこーかーで泣いーてーる人ーもーあるー♪という歌声がしみじみと流れる場面をうっすらとではあるが覚えている。

あーーの屋根の下ーーー
あーーの窓の部屋ーーー

どんなに時代が移ろうと
どんなに時代が変わろうと
人の心は変わらない
悲しみに 喜びに
今日もみんな 生きている
だけどだけどこれだけは言える
人生とはいいものだ いいものだ
人生とはいいものだ

作詞 森繁久弥 
作曲・編曲 山本直純
歌 森繁久弥

ねこママの母方の祖父は50代初めに亡くなり、父方の祖父は数えの42才で亡くなっている。
なのでねこママはおじいちゃんというものを知らないのだが、いかにも昭和のおじいちゃんといった森繁久弥氏の風体をテレビで見ると、なんとなく懐かしいような、遠い子供の頃に帰りたいような複雑な思いがしていた。

享年96歳。天寿である。合掌。

by nekotamamako323 | 2009-11-12 17:28 | う~~~~む