2014年 04月 02日
娘との別れ
皆、同じように桜を楽しみ、春の日差しを浴びてのどかに歩いている。
と、その時、ねこママはすぐ後ろにいるはずの娘がいないのに気がついた。
あれっ、と思いつつ周囲を見渡すが、娘の姿はどこにも見えない。
うろうろと探すが、どこにも見当たらない。ついには大声で娘の名を呼びながら人ごみやら山の中やらをかけずり回った。
夕暮れ近くまで探し回って、ふとメールをすればいいのではないかと思いつき、携帯を操作するが、繋がらない。ソフト×××のナントカの不備で繋がらない、という表示は出ている。
あたりがだんだんと暗くなる中、山の中なのに二人の男が机をはさんで一組の家族連れと向かい合っている。ねこママは、その男達がソフト×××の社員だというのをなんとなく理解している。
家族連れの、父親の方がしきりに「なぜ携帯が繋がらないんだ!」と文句を言っている。ねこママは、「あっ、私も繋がらないんですよ!!娘と連絡がとれない!」と叫んだ。
そのとき、右手の方からスーツ姿のスットコ娘が表れて、男達に何かを言った。
思わず名前を呼ぶと、娘はねこママを見て、冷静に「何?」と言った。
・・・その途端、ねこママはふ〜っと眼が覚めたんですね。
時計を見たら夕方の5時を廻っていて、御飯の支度をしなきゃ、と慌てて起き上がった。
そうして、この夢は娘と別れる痛みなんだ、とつくづく感じてさみしくなってしまったのだが・・・。
夜遅くに苗場にいる娘から、
「部屋狭い TVつかない 同室のコがすごくいいコ!バスの中で仲良くなったコもいいコ!社会人やめたい!笑」
とメールが来た。
「保険証、今日もらったよ。もう社会人なのね😭。雪あるよ。普通に寒かった」
せわしないメールだな、おい。でもまあ周囲とうまくやっているようでよかった。それでセンチメンタルな気分も吹っ飛んでちょっと嬉しくなったのだが、別れの痛みを感じる夢なんかも見たりしたので、ねこママは今、すっげ〜混沌とした気分なんです。
by nekotamamako323
| 2014-04-02 14:37
| う~~~~む