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大阪中1殺害事件のこと

死刑制度について、ここのブログで何回か書いたことがある。

その中でねこママは、
「死刑制度はあって当たり前」
犯人の死刑を望まないならそれでいい。しかし、峻烈な処罰感情を抱く他の被害者の遺族たちにまでそれを押しつけるのはどうかと思う」
と書いている。
後の文は確か、娘を殺された母親が葛藤の果てに犯人を許すという感情に変わって、やがて死刑廃止運動に携わるようになったということを受けて書いたのだった。

死刑制度は犯罪の抑止力にはならない、という意見もよく眼にするが、そういう意見を吐く人は自分が大きく間違えているということをご存知なのだろうか。
死刑制度というのは犯罪抑止のために制定されたものではなく、その罪に見合うとされる懲罰の制度である。従って、「犯罪の抑止力うんぬん」というのはまた別の問題であって、別の場で語るべきことだ。

「冤罪だったらどうするのか」という声もあった。今もあり得ると思う。
しかし、冤罪を多く生み出す可能性があった昔と違って、今は科学捜査の精度も発達しているし、昔よりは警察官の意識も向上しているのではないか。
現在でもくだらないことをしでかす警察官はいることはいるが、それでも、幼稚な捜査のあげく冤罪による死刑判決が下される数は昔とは雲泥の差であるはず。

「死刑制度をやめて終身刑にしたらどうか」という声もあるが、言い換えれば、それは「寿命がくるまで生きていられる」という、まことにありがたい刑罰である。⬅イヤミか


とにかく今回の事件、犯人を確定したらその罪は死刑に値する、ということでよろしいですね?




by nekotamamako323 | 2015-08-22 10:13 | きっぱり!