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相変わらず山頭火

うつむいて石ころばかり

山頭火が放浪していた時代の道はそりゃ石ころばかりだろう。
うつむいて歩いていて石ころが目についたのか、それとも何かの拍子にうつむいたときのことなのか。

ねこママが子供の頃に住んでいたのは新潟の農村地帯なので、石ころばかりでなく牛糞がよく落ちていた。笑
なので、


うつむいて牛糞ばかり

と詠ってもいいくらい。ばっちぃな。笑

しかし、よそ見ばかりしていると踏んづけてしまうので、ちゃんと下を見て歩かないとえらいことになってしまうんですのね。それにくらべると、「うつむいて石ころばかり」というのは清潔な道じゃないですか。
そこに吹く風だって、おそらく清やかな匂いだろうし。

ちなみにねこママの故里は、いつの頃からかは覚えていないが農業の機械化が進んでいつの間にか牛の姿が消え、道に牛糞も見られなくなった。それが嬉しかったかというとそうでもない。牛糞が落ちていてもいなくても道は道なので、結局どうということもないのだった。

まあ、そんなもんです。

by nekotamamako323 | 2015-10-30 08:02 | 俳句・短歌