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最近の憤懣

彼岸なので去年の夏に亡くなった新潟の叔母(⬅リンクはこちら)へと、仏壇に供えるお菓子を叔母の配偶者であるY叔父に宛てて送った。

到着に数日かかると言われたが、21日にちゃんと着いたらしい。お礼の電話を受けたじいさんが「何か送ったのか?」と訊くので、「叔母さんに供えるお菓子をね」と返事をすると頷いてそれ以上は何も言わなかった。

ところが翌日、ダンナの携帯に茨城のF叔父から着信があり、仕事中で出られなかったので帰宅してから折り返し電話を入れてもらったら、なんと!

Y叔父は何日か前に亡くなっている

というのである!昨日の今日ですよ???

ガンだったらしいが、ボケも少々入っていたという。
慌てて千葉のイトコに連絡すると、イトコも亡くなって少ししてから知らされたという。「うちのじいさん達も告別式に出てないんだって。後でお悔やみを言いに行ったらしいけどね」

?????
じゃあ、じゃあ、お菓子が届いてお礼の電話を寄越したのはいったい誰なのだ????

電話を受けたじいさんを問いつめると「若い女性の声だった。Y(叔父)さんは電話に出られなくて誰かに頼んで電話してもらったのかと思った」と言う。「なんでそれを私に言わなかった」と怒ると、「お前がそれを聞かなかったからだ!」とじいさんも怒る。
「なんで、『電話に出たのはY叔父さんだった?』と聞かなけりゃいかんのよ!叔父さんとこに送ったんだから叔父さん以外の人がお礼の電話よこすなんて私が考えるわけないじゃん!」とまあそこで口喧嘩になったんですね。

Y叔父は叔母が亡くなったあと、近所にある自分の実家に身を寄せていたらしい。そこに住んでいるのはY叔父の高齢の兄嫁とその次男(還暦を少々過ぎている)、さらにそのまたまだ学校に通っている息子という何だか心もとない家族。それでも86歳の叔父が三食きちんと食べていくには同居の方がいいんだろうなとねこママは思っていた。

だんだんと落ち着いてみると、お礼の電話を寄越した若い女性というのはもしかしたらY叔父の都会に出ている姪かも知れず(50代後半なので若くもないけど)はたまたその娘とかかも知れず、葬儀の為に泊まりに来ていたのかも知れず、なんでもいいのだがお菓子はちゃんとY叔父の名前で送ったわけだから、なんでお礼の電話かたがた「Y叔父は亡くなりました」と教えてくれなかったのか、とそこにカチンときた。

それをイトコにこぼすと、「本当にね!非常識!」と怒って返ってきた。
ねこママもイトコもY叔父とは血のつながりはないが、それでも子供の頃から世話になった馴染みの深い叔父さんであることに変わりはない。
Y叔父の実家にはかなり言いたいこともあったが、元々義理の叔父の方の身内なのでねこママんちや他の叔父叔母たちとつきあいがあったわけでもない。亡くなったからと連絡もないのは当たり前といや当たり前なのだろう。
とりあえず内心の憤懣をこらえつつ、あらためてY叔父の実家宛てに香典を送ってきました。

かくて、心のよりどころでもあった叔母夫婦が相次いで亡くなり、家も無人になるのか取り壊されるのか知らないがまたひとつ思い出のものが失われていくわけで、寂しい思いの今日のねこママです。


by nekotamamako323 | 2018-03-26 14:21 | ふんとにもぉッ