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今回要約筆記を利用して

なんだかんだのスッタモンダのモンダスッタはあったものの、12月8日土曜日、無事に要約筆記者を派遣してもらえた。

で、じいちゃんを今の病院(仮にA病院としますよ)からばあちゃんも入院していたB病院へ移すにあたり、そのB病院に勤務する福祉士との話し合いになったわけだが、いやもう要約筆記を読んでも読んでも話の内容がさっぱりわからない。
ばあちゃんの場合は治るアテも何もないまま二週間で市立病院を退院しなければならず、そのままシンプルにB病院へ運ばれてそこで1年1ヶ月後に生を終えたわけだが、じいちゃんの場合、病状はそこまで重篤でもない。

なので手続きがメッチャしち面倒。
つまり、
B病院でじいちゃんを入院させるか否かの判定会議を経て、月曜日にB病院からダンナの携帯に入院許可の連絡が来る➡B病院は現在満室で待機者が数名いるのでまだ入院出来ない➡B病院に空きが出たらじいちゃんをケアセンターに移し、そこで二泊三日過ごす➡ケアセンターのベッドに空きがない場合は他の施設を探し、そこで二泊三日過ごす➡やっとB病院へ移る
というコースをたどらなければならないわけ。

また、ケアセンターから元のA病院へ戻ることはできないし、B病院への入院許可が出るまではケアセンターに入ることも出来ない。
B病院は現在は満室なので、空きがでるまでそのままA病院に続けて入院していられるのかどうかをA病院に確認して下さい。

・・・とまあこういうことなのだが、これがほんっとうに要約筆記だけでは読み取れなくてさっぱりわからなくて、何度か質問しても全然要領を得ないのですね。
見かねたスットコ息子が、「こういうことだ」とその場でメモ用紙に書いてくれたものを読んだらものすごいよくわかって、ストンと腑に落ちた。

つまり、息子が書いてくれたことは要約筆記の方には書かれていない。なんじゃこれは?と思うがヨ者の腕が悪いわけでもない。
ただ要約文の行間にあるべき情報が(ヨ者は『書く必要はない』と判断したわけだが)なさ過ぎて、A病院からB病院へ移るための紆余曲折の時系列がわけわからなくなっているのである。

要約筆記に縁のない息子のヘタクソな字で書かれた、それでいて筋の通った説明文の方がはるかによくわかったというのは皮肉なことだが、息子は福祉士の話を理解しながら聞いているのでそれはそうなって当たり前なのかも知れない。
要約筆記者の方は理解する云々でなく、聞いたことを要約して書いているので息子とは違った書き方になるのは当然。

そうすると、もしかしたら話していることの内容を要約筆記する人と、話している内容を自分なりに理解して筆記してくれる人の両方が必要だ、ということになるのかもしれない。

これが今回要約筆記を利用した者としての感想である。


by nekotamamako323 | 2018-12-09 22:55 | う~~~~む