2019年 08月 18日
お盆が終わった
くたびれた。
とにかく暑くて暑くて食事の材料を買いに行く気にならないし台所に立つのもいやんなるし、そんなときは亡き姑のことを思い出す。
真夏のかんかん照りでも野良仕事を休む訳にもいかず、くたびれて帰宅して来客(宿泊客)のために食事の支度をして、といやもう大変なことだったなあ・・・と思う。
お盆にはさすがに田んぼには出なかったが、それでも食事の支度に追われるのはいつものこと。小柄な体でくるくるとよく働いた人だった。隣りのそのまた隣りの集落に姑の実家があったが、家事の合間に急いで誰かの車に乗ってお線香をあげに行き、また舞い戻って来るという、まことにせわしない日々で、正直いつも気の毒に思っていた。
親戚だけでなく、いつ分かれたかもよくわからぬような分家までが自分の家族だ従業員だと引きつれて泊まりに来るので(ねこママたちは鉢合わせはしたことなかったが)、本家の嫁でいるってしんどいな、自分は絶対ストレスで爆発するな、と陰で思っていた。
もちろんねこママも来客があるときや三度三度の食事や掃除などを手伝いましたよ。座ってお客様してたわけじゃない。
しかし、混雑を避けてお盆の時期を外して来る人達もいるので、そこまではねこママも知ったこっちゃない。ねこママもダンナも仕事をしていて、短いお盆休みの合間に数日帰省するだけだったので。
いつも気になってはいたのだけれど、結局姑は68歳で倒れ、何日か植物人間の状態で過ごして息を引き取った。
亡くなって今年で30年。痩せて小柄な姑の笑顔をこのところなぜか思い出すことが増えてきた・・・。
お盆休みの渋滞をテレビで見るたびに、「いくら実家だったり親戚だったりしても、泊まるのはホテルとかにすればいいのに・・・」と、ねこママはいつも考える。そして、この連中(ゴメン)は宿泊先のお嫁さんの苦労を全然わかっとらんのだろうなぁ💢と思うのだ。
by nekotamamako323
| 2019-08-18 15:30
| う~~~~む