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班長、やりたくね

 今年もまた、班長役が巡ってくる。もうウンザリ。
何がウンザリかというと、年に2回、市のいっせい掃除に、班員達を連れて指定の掃除場所に行かなくちゃならない。
 
 それはいいんだが、イヤなのは、我が家がうちの班とほとんど近所づきあいがないということ。いや、正確には一軒だけうちのばあさまの親友の家があり、そこにはいつもお世話になっている。
 あとの家々とは全く没交渉。道で会えば挨拶するぐらいで、会話もしない。どこの家もこんなふうで、住んで20年以上経つのに、こんなに家ごとのおつきあいがない地域ってあるんだろか?と思うくらい。
 先日は、さすがのばあさまも、「元の家の方がずっとよかったねえ・・・・」とこぼしたほどだ。

 「元の家」というのは、ねこママが高校を卒業してから草加に引っ越して来た時に住んでいた家で、今の家からは直線距離で70~80メートルぐらいしか離れていない。つまり、自転車で行くのも馬鹿馬鹿しいような距離。
 そこの住人達とは今でも顔を合わせると気楽におしゃべり出来るが、今の家は住んで20年以上も経つのに、いまだに両隣りの奥サマとは話もしない。挨拶もわざとらしく眼を合わせないで頭だけを下げる。それだけだ。
 挨拶というのは、きちんと眼を合わせて行うものだ。それをしないで頭だけを下げてるんじゃ、
コメツキバッタだよ。

 で、左隣の奥方のところには、人が訪ねて来るのを見たこともない。裏の同年代の奥サマが友達になりたかったのか、時々訪ねてきては外で立ち話をしていたが、隣の奥方ってば、門扉を閉めたまんま、門越しに話をするだけ。何度かそういう光景を見掛けたが、そのうちに裏の奥サマも見切りをつけたのか、来なくなったようだ。

 別の家は、奥さんを50代で亡くしてご主人が一人暮らし、そのまた別の家は、30才過ぎた長男が自閉症で、それはいいんだが、奥さんがものすごく暗い。
他にも50過ぎて一人暮らしのおっさんやら、バツイチの息子と暮らしている男やもめのおっさんやら、36と38ぐらいの独身のそろって超肥満の子どもがいる家やら、これで近所づきあいをしたい人がいたら、素晴らしいよ、アンタ。

 まあ、ねこママにとって一番のネックは、おしゃべりをしに来た奥さんを絶対家に入れなかった左隣の奥さんである。
 この奥方がまた、いっせい掃除になるとミョーに張り切っっちゃって、普段は全然話もしないくせに、指定の掃除場所まで行く道すがら、「私はこんなに他の人達と仲良しなのよ!気が合ってるのよ!」みたいな態度で、誰彼構わず話しかけては愛嬌を振りまいてみせるんだなあ。
なんだかイヤらしくって、つい
「けっ」 と思うねこママだったりしますのさ。
by nekotamamako323 | 2007-03-03 09:52 | にゃあにゃあ☆