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むかついたな、もう。

某掲示板に「基本的に子どもを産むのは義務、子を持って、立派に育てて、次代へ貢献するのが、人間の務めではないのですか?」というようなコメントがあり、ねこママは「うわあ、なんじゃこら」と思ってしまった。

この人は独身なのか?結婚しているのか?子どもがいるのか?
いずれにしても、子育てにどんだけお金がかかるかわかっていない人か、もしくはお金に困っていない(と思っている)人なのだろうと思う。または(仮に結婚しているとして)奥さんが気持ちの上で(お金が足りない、困った)と感じているのに、ご亭主様の方はその現実がわかっていず、
夢見る夢男さんだったりするのじゃないかね。

いつも思うのだが、残念ながら、男と女とでは金銭感覚に温度差があるようだ。
例えば男が30万円稼いできますね。
育ち盛りの子どもが3人いますね。
家はアパートで家賃が8万円だとする。
あるいはローン。ボーナス払いなしの8万円だとします。
家賃を払えば残りは22万円だ。
女の頭の中では家族5人分の食費・電気・ガス・水道・通信費・給食費・3人分の学費・塾ないしは予備校費・生命保険・複数の学資保険その他もろもろのことがいっぺんに押し寄せてきて、いや苦しいのなんのって(これはねこママんちのことじゃなくて、あくまでも凡例ですけどね)。

ところが、男の方は(これでやっていけるはず)と楽天的である。
これはねこママだけでなく、複数の主婦が同じ意見であった。
「うちのダンナは給料が20万だろうが15万だろうが、これでやっていけると思ってるよ!」と言うと、皆がウンウン、うちもだよ!うちも!といっせいにうなずくんだわ。

どうよ?

だからねこママは、子どもにいかに金がかかるか、今日はこれこれのお金が子どもにかかった(?)とか、いちいち連れ合いに報告するようにしているんです。連れ合いはたぶん聞きたくないだろうと思う。
しかし!
子どもは金食い虫だということを、母親が知っているだけでいいわけがない。
子どもは金がかかる生き物なの!
ということを、亭主の頭にこれでもか!というくらいインプットする必要がある。
頭の悪い子はそれなりに、頭のいい子もそれなりに、塾へ行き予備校へ行き当たり前のように大学へ行く時代だから、やりくりをする主婦は胃も頭も痛いことばっかりなのよ。

高いんですよ!何もかも。
どんだけェ~~!


中学までならまだ公立に通っている限りは交通費はかからん。
高校行ってみれ。たちまちスイカだのパスモだの買うハメになる。
大学行ってみれ。
「行くなら獨協大学に行け。徒歩で行ける」と子どもの頃から何度も言ってたのに・・・・それなのに・・・・何の因果か草加→八王子まで通ってんですぜ。本人が美大へ行きたいと子どもの頃から言ってたからだ。
それをさ、「金がないから就職してくれ」なんて言えますか?
バカで有名なT君だって大学行っとるのに?(T君、すまん)

娘も今の高校へ入るのに、とんでもなくたっかい金を塾に払った。月に5万円どころか、月に20万30万払った時もありました。たいていの進学塾はそんなもんだ。
なんでそんなところに行かせたのか?それは「どうしても行きたい!この学校に入りたい!」と本人が決心した高校があったからだ。近場の高校なら塾に入らなくても行けるからそこにしてくれよ、という親の願いなんて粉々に砕いて突進しやがりましたわ。

息子もそうだよ?高2から美術予備校に通っていたが、毎月5万かかるのさ。画材もたっかいし、あれもこれもで頭が痛いことだらけであった。

アナタだったら、経済的なことを理由に、子ども達を叱りつけてでも就職させますか?近場の高校で我慢させますか?出来ないでしょ?子どもの為には、多少の困難も何とかするのが親というものだ。

とにかく子どもは金がかかります!

だから、「子どもを産むのは義務、子を持って、立派に育てて、次代へ貢献するのが、人間の務め」とか偉そうに言うんなら、金を出してくれよ!
それとも、あなたが国に働きかけてくれますか?

by nekotamamako323 | 2007-05-23 10:47 | ぎゃんぎゃん★