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映画を観てきた

4日(月)は「東京タワー オカンと僕と、時々、オトン」を観にMOVIXさいたままで行って来た。
以前、観たい映画が夕方から夜の部にかけての上映だったということが数回あったので、

「昼間でないと家から出られない難聴者もいるのだから、全部を夜の上映にするのはやめてくれ」

と映画館に文句を言い、今回はどうかな?とおそるおそる検索したら、3日間とも昼の12:25からの上映でホッとした。

昼間務めている難聴者に配慮するのなら、「仕事帰りに観られるように」と夜に上映するような姑息なことをせず、日曜日をはさんだ真っ昼間に上映すればいいのである。そうしたら、土曜か日曜に観に行くのに決まっている。

「東京タワー」はテレビでも放映されていたが観たことがない。理由は、速見もこみちには主人公の持つアートの匂いがせず、ミスキャストだとしか思えなかったから。もこみちは何を演じてもミスキャストみたいなところがあるね。俳優に縁がないのか、それとも単に役に恵まれないだけなのか。

映画は現在と過去をフラッシュバックさせる方式で撮られていて、わかりにくいと感じる人もいたかも知れない。また、後半で少しダレてしまい、ここを何とか出来なかったものか、と感じた。
しかし、ねこママの息子は主人公の「マー君」と同じように美大に通い、ねこママ自身もどちらかというと美術系なので、そういった方面からもなかなか興味深く観た。
それに・・・・やはり自分も一応は「母」なので、一歩引いて観るというよりも、つい感情を移入して観てしまう面がありますな。

母と子の情愛、かって別れたはずの夫婦の情愛もテーマのうちに入っているのは勿論だが、観客にはおそらくそこを理解出来る人と出来ない人に分かれるのだろう。

by nekotamamako323 | 2007-06-05 08:28 | う~~~~む