2007年 11月 30日
ちょっと言いたいのだが
ろう協主催でもあるまいし、わざわざ壇上に上がらずとも、部屋の隅に会員を呼び集めて話せばいいことじゃね~か。とコチン★ときていたら、ねこママの知己の女性が促されて壇上に上がった。
「なに?どうしたの?」と隣りに座っていたM女史に聞いたら、「手話通訳の試験に合格したんだって」と言うので、「おー、そりゃすごい」と拍手したが、内心では(大丈夫かいな・・・・)と思っていた。
何が大丈夫かというと、この女性は地元の手話サークルに通っていたのだが、そしてねこママもたまに顔を合わせれば少しは話をしていたのだが、何というのかな・・・・あまり聴覚障害者と関わろうという姿勢が見えないのである。
明るい性格のようでいつも健聴者の仲間と笑いさざめいているが、聴覚障害者に距離を置いているようなところが見える。早くいえば、聴覚障害者への関心が薄いように見えるのである。
だから(大丈夫かいな・・・・)と思ったわけだが、こういうのが案外ブンブンさんの言う、「技術以上に大事なことを理解してくれていない」通訳者になるのではないかという気がする。
ペーパー試験では聴覚障害についての理解度を問う問題も出てくるのだろうが、生身の障害者に積極的に関わろうとしないのでは、ただ通訳するってだけの「通訳マシン」とねこママに悪口言われても文句は言えないのではないのかね。
とにかく通訳者になろうと思うなら、いろいろな聴覚障害者に個人的に「関心」を持つことから初めてもらいたいもんだ。要約筆記者も同じ。
あなた方が興味を持っているのは、「手話を操る自分」「手話通訳している自分」「要約筆記をする自分」「要約筆記をしている自分」ではないでしょうね?
by nekotamamako323
| 2007-11-30 13:00
| きっぱり!