帰宅して泣いた

今日のじいさんは「唇が乾いてしょうがない」と言う。
カバンの中にリップクリームを入れてあるのを思い出し、それを塗ってやったら透明感のあるピンクの色付きのやつだったのでヘンなオカマのじいさんみたくなってしまった。

チョコチョコッと抑えるようにして拭いたら、一昨日剃ったばかりのヒゲがジョリジョリと手にあたる。
馬鹿に伸びるのが早いなあと思ったが、食物がとれなくて点滴だけで過ごしているので顔が痩せて、その分ヒゲが突出する感じになるのだろう。主治医の説明が長くなり、ねこママもあれこれ質問したりしたのでヒゲを剃るのは明日にすることにして帰宅。

思ったよりも急激に終末が近づいている。
ケアマネのDさんが、「みんなそうだよ。自分では若いと思っていても、85を過ぎると何があってもおかしくない。若いようでも若くないの」と言う。

じいさんのここ数年のことをあれこれ思い出してみているが、どの段階で畑の作業をやめ、どの段階で精密に検査をしても結局のところは「意味がない」のだと理解した。
来るべきときが来ただけのことであって、ただじいさんはボケてもいないし意識もちゃんとある。そこのところが、いろいろとわからなくなっていたばあちゃんとは違う。

ねこママにはそこがまたツラいと言えばツラい。


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by nekotamamako323 | 2018-06-29 09:12 | なし | Comments(0)

お望みの通りに腕時計を持って行ったら案の定で、今度は「補聴器を持ってきてくれ」と言い出す。

そこでややキレて、毎回ひとつひとつ言われても困ること、ここの病院は家から近いわけではないこと、バスの本数が少な過ぎて不便なこと等々を言い立てて、「持ってきて欲しい物をまとめて言って!」とキツく言った。
それで少しの間眼をさまよわせて考えて、「ないな〜」というのでじゃあもうないのね?と念を押して、洗濯物を持って帰ってきた。

ねこママがなんでそれまで補聴器に気を払わなかったかというと、爺さんはとにかく補聴器を全然使わないんですね。聞こえづらいのでつければいいのにつけない。
もしかして、補聴器をつけるとそれまでと同じように聞こえるようになると思っていたのが、音だけは拡大されるものの意外と聞き取りが出来ないので失望して使いたくなくなるということかも知れない。

なのであの補聴器を使い、うまく聞こえないのでこの補聴器を使い、それもうまくないので今度は違うのを使い、結局まるっきり使わないまま日々が過ぎていったり等々して、結局が薬局、持ってこい言われてもどれを持っていけばいいのかさっぱりわかりませんの。

帰宅して、爺さんの補聴器が入っている引出しを調べたら、充電式のやつはアダプターが見当たらない、電池式のやつは電池量がどうなっているのかわからず予備の電池もない。めんどうくさくなって、まあ大丈夫だろうと電池式のポケット補聴器をひとつ持って行きました。

バスの中で島内景二の「中島敦 『山月記伝説』の真実」を読んでいたら、あまりにも面白くて乗り過ごすところであった。

しかし・・・「山月記」か!

タイトルを口にするだけで、遠い昔の日々に思いを馳せて、ふと胸が暗く疼くような心持ちになるのは何故だろう。


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by nekotamamako323 | 2018-06-27 15:10 | ふんとにもぉッ | Comments(0)

ほんっとにもう。

まったくじいさんには腹が立つ。

前回見舞いに行ったときに、「時間がわからないから時計を持ってきてくれ」と言われて、次回にじいさんが自宅のベッドの枕元に置いていた目覚まし時計を持って行った。すると、ねこママの顔を見るなり、入院するときに持たせた新品の電気剃刀を(元々じいさんの持ち物だ)、「この剃刀は全然切れないからT字剃刀を持ってきてくれ」と言う。

次にまたT字剃刀とひげ剃り用のクリームを買って持って行くと、今度は「目覚まし時計じゃダメだ、腕時計を持ってきてくれ」と、病室に顔を出したとたんにあれこれ言ってくるんですね。こっちは椅子に座るひまもありゃしねえ。

やれあれ持ってこいのこれ持ってこいの、これはダメだ違うの持ってこいのと毎回毎回言われるので、さすがにねこママもブチ切れて声が荒くなってくる。
隣りのベッドで回診中だったので、看護師がカーテンを開けて「シーッ!」と言ったが、「シーッ!」だろうが「ゴーッ!」だろうがほっといて下さい。

ここは自宅近所の病院ではないのだ。S加市の隣りのY市の病院なんですが???遠いんですよ???
行くのも厄介、帰るのも厄介、しかも住宅街の中の個人総合病院だから病院のまわりは民家ばかりで店もコンビニもない。おまけに院内には売店もない。個人病院だからね、開店したって潰れるワ。

でもってあれ持って来いのこれじゃダメだ違うのを買って来いだのと言われてもバスの本数は少ない。面会の時間帯だと1時間に3本しきゃありません。だからバスに乗ってコンビニのあるところまで行っても、病院へ戻るバスをつかまえるのが厄介だ。

夕方の帰宅ラッシュの頃になると本数は増えるが、その頃にはねこママだって帰宅せにゃあかんじゃないかよ。
次に来たときでいい、と言われても、次に来るとまた違うことでまたでこれはダメだあれはダメだ次に来たときに持ってきてくれと文句を言ってくるんだし。毎回顔を出すたんびにそんなふうだから、帰宅するとくたびれてどうしようもない。ぐったりする。

ばあさんは全く文句言わないからよかったな〜〜〜。まあボケててわからなくなってたんでそりゃそうなんだけど、いっそじいさんもボケちまえとか思います。
ダンナや娘に愚痴ると「ほっとけ!」と言う。ママ友は「うちの父は何をしてもありがとうとかすまないね、ごめんねとか言ってくれてたよ!」と言うが、うちのバカジジイはそんな殊勝な性格ではありません。

退院したらどうせ歩けなくなってるんだろうし、グループホームに放り込むぞ!


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by nekotamamako323 | 2018-06-23 18:40 | ふんとにもぉッ | Comments(0)

一人っ子は強い

「そちらもお疲れ様です!大変だよねえ、ほんとに。

うちの父は入院して一週間、まだ点滴中です。逆流性食道炎で薬飲んでるのに、無理して家庭菜園で体を曲げる作業を続けたから胸焼けがひどくなって何も食べなくなり、水分もろくにとろうとしないから三日目にトイレの帰りにぶっ倒れた。転倒というより丸太みたくぶっ倒れたのよ。

血圧も80-40にまで低下。入院して落ち着いてきたけどまだ歩けないから脚が細くなってきて、退院しても車椅子になっちゃうかなあ。
家がバリアフリー仕様ではないので色々考えるとなんか疲れてくる…。
なんせ急な入院だからヨ者も呼べないし、医者はダンナに説明するだけだし、私もわかんないことだらけでホント疲れたよ。」

               ⬆
転倒した母上をご主人が運転する車で病院へ運び、聞こえなくていかに大変だったかを知らせてきた友人への返信。そして、茅ヶ崎のイトコもやれ父親の入院だ母親の入院だ二人揃って入院だ、とかなりのドタバタっぷり。ただ、このイトコの
「一人っ子は強いんだよ」
というコメントに思いっきり目からウロコが落ちました。

なにしろ頼る兄妹がいなくて、否応無しに何もかも自分で動いて解決しなければならないのだから、そりゃ強くもなるだろう。でもってねこママも親の介護に関してはまるっきり一人っ子も同然の状態。
このイトコの言葉に気持ちがちょっと落ち着いた今日この頃のねこママでございます。

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by nekotamamako323 | 2018-06-20 19:02 | う~~~~む | Comments(0)

映画館へ抗議の返信

「『万引き家族』、字幕上映は三日間とも夜だけです。『バリアフリー』とあるやつは一日に何回も上映するのに💢。何度も、夜だけでなく一回くらいは昼間の上映にしてほしい、とお願いしているのにいっこうに改善されません。アタマきた。抗議のメール送っときます。盲人のための音声ガイドつきってだけなんか、(本当の意味での)バリアフリーとは言えないですよね。しかも、音声ガイドと字幕がセットになる日は結局、夜だけの一回上映になるし。そんなに字幕が邪魔なんですかね!」

とゆめちゃんにLINEでひとしきり怒ったあと、映画館に返信。

「お返事ありがとうございます。

以前から何度か、家が遠いので日中の時間帯での上映をお願いしていたのですが、三日間も上映期間があるのなら、せめて一日くらいは昼間の上映にしていただきたかったです。その点、今回も失望させられました。
盲人中心のバリアフリー上映は一日に五回もあるのに、バリアフリーと字幕がセットになると、途端に一日一回きりの上映になってしまいますよね。なぜ聴覚障害者に対してはこんなにも冷淡なのでしょうか。

三日間全部で昼間の上映にしろというのではなく、せめて一日くらいは昼間の上映にして戴きたいです。なおこの件はブログにも掲載して問題を提起させて戴くことにします。
貴館のお名前は出しませんが、もう、そちらの映画館は利用したくありません。」

我ながら
こわ・・・・・(汗)


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by nekotamamako323 | 2018-06-19 13:21 | ふんとにもぉッ | Comments(0)

ここ数日はドタバタした

c0077465_12383313.jpg採りきれなかった梅の実が少しの風や雨でぽたぽた落ちてくるので拾い集めておき、少し貯まったところで梅ジャムに仕立てた。

痛んだところを取り除いて2度ほど湯でこぼし、はがれてくる皮を取り除いて適量の砂糖を入れ、かき混ぜながらゆっくりと煮ると出来上がりはこんなに少量。

ここにじいさんがいたら味見してもらうのだが、じいさんはいない。

・・・・・いえ、死んだわけじゃないですよ。笑

脱水症状と低血圧(80ー40)及び腎臓の感染症でただ今Y市の病院に絶賛入院中。心臓はいまのところ心筋梗塞や心不全のおそれはないが、かといって起きないという保証はないという。
感染症の方は、腎臓の免疫が普通の人の10分の1ほどしかなく、菌が入ってもそれを尿と一緒に流す力がなくなっているそうだ。

まあ、いろいろとあって現在は入院中です。高齢なのでしょうがないっちゃらしょうがない。
ただ、退院してくると弱っている足腰がなおさら弱って歩けなくなっているんじゃないかと戦々恐々のねこママです。


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by nekotamamako323 | 2018-06-15 13:18 | ひゃああああ | Comments(0)

怖いもの

Kくん(スットコ娘のダンナさんね)の大学時代の中国人の友達が結婚することになり、2人して式に出席するために上海へ出かけて行った・・・はいいが、ねこママの元になぜだか「上海ではLINEが出来ないから以後は携帯でね!」と言ってきた。

どういうこと???
シンガポールに行ったときは空港でWi-Fiを借りたはずだが???今回も同じく借りればすむことじゃないの???
と聞き返すと、借りることは借りたが今回はどういうわけだかSNSがつながらないのだという。
なんだそりゃ。わけわからん。

そういえば娘の同級生のMちゃんが娘たちがシンガポールへ発つのと前後して香港・上海へ行ってきたのを思い出して、Mちゃんママに聞くと「MはイモトのWi-Fiを借りてったよ。上海なら上海用のWi-Fiを借りなきゃダメだよ」という返事。
イモトで思わずぶっと眉のイモトを連想したが、ひとまず娘に「Mちゃんママがこう言ってたよー!!」と送ると、「うちらもイモトの上海用を借りたよ!けど、どういうわけかSNSだけが繋がらないのー!」ときた。

ややこし!

めんどくさ!

「私は化粧品の仕事をしている友達がご褒美に会社が海外へ行かせてくれるんで、そういうことでわからないことはなんでも彼女に聞くんだけど、めんどくさいよねー!ほんとに!」とMママは言う。確かにわしらみたいな年代になるととてもついていけませぬ。時代の波(?)にスムーズに乗れなくて頭が痛くなってくる。

とりあえずLINEは繋がらないのでやめてひとまず携帯メールで連絡し合ったが、果たして携帯料金はどうなるのですか?????「参列者にドコモの社員がいて、高くはならないと言ってたよー!」と娘が言ってきたが、嘘だろー。

なので、次回の携帯代の請求書を見るのがとっても怖いねこママです。


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by nekotamamako323 | 2018-06-11 11:57 | ひゃああああ | Comments(0)

今読んでいるマンガ

息子に頼んで古本市場で買ってきてもらった「ゴールデンカムイ」。バイオレンスあり純情あり隠れエロありグルメありのはたまたギャグもあり。いろんなことが満載過ぎて、3巻の途中で早くもゲップが出そう。とりあえずなんとか頑張って読みますが、脳が疲れた感じがするのは何故だろう。笑
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by nekotamamako323 | 2018-06-09 00:46 | ひゃああああ | Comments(0)

梅を漬ける

梅の実がぼたぼた落ちてくるので、本格的に梅雨に入る前にじいさんと2人で大汗かいて収穫。
去年は不作であったが、今年は横浜の叔父、茅ヶ崎のイトコ、それから姉貴のところにも段ボールで送れるくらい穫れた。

ねこママも数年ぶりかで梅干しを漬けることにして、ついでに赤紫蘇も多めに買ってきてその一部でジュースを作った。その後に出てくる搾りカスというか煮出しカスをざくざく刻んで油味噌に仕立て、今日はそれでお昼ゴハン。
煮出しカスなのでそれほど紫蘇の風味はキツくない。おだやかというかマイルドな感じだが、これはこれでほんのりと美味しいのでオッケー。

料理が嫌いとはいうものの、こうやってちょっと工夫してみたりするのはそこそこ楽しい。
紫蘇ジュースもおいしくできたし、塩漬けにしておいた梅の重石を一週間後に除けるのがちょっと楽しみなねこママですねん。

まあ、腐っても主婦ですしよ。


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by nekotamamako323 | 2018-06-08 14:52 | 料理・お菓子など | Comments(0)

紀州の「ドンファン」

・・・というふうに言われているが、「ドンファン」の出典をみると、金で女をモノにしていたのとは違うようである。

紀州のこの方はむしろ、金がなかったらさして女が寄りつくこともない人物だったのではないかと思いますけどねえ。いやあ、金の力はすごい。デトックスの注射の打ち過ぎで表情筋が動かなくなったただの爺さんでも「ドンファン」と形容してもらえるんだものな。⬅こんなこと言うから性格悪いんだってば。

それはともかく殺人事件であろうとなかろうと、被害者(と決ってないけど)も加害者(と決ってないけど)も、そして思いっきりシワ伸ばしをして派手な服装をした家政婦も興味はないけれど(それにしちゃよく見てるじゃん)、ただ「ドンファン」と形容することだけに引っかかっている今日のねこママです。

ほんとうのドンファンってのは、金のあるなしにかかわらず多数の女を引っ掛けられる人物のことを指さねばなりませぬ。


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by nekotamamako323 | 2018-06-07 09:47 | にゃあにゃあ☆ | Comments(0)